中山おさひろの開業情報
年齢を重ねて、真剣に人生と仕事を考えるための起業サイト

起業と新規事業との目利きを自認しています


『民泊開業を考える人の参考になれば』

平成30年7月29日


 中高年を中心に民泊での開業に関心は高まっていましたが、民泊新法の施行後はすっかり関心が萎えています。開業は届け出制とされていましたら、開業希望者に突き付けた条件はあまりに厳しいものでした。


 そのため、民泊開業人気は急速に萎み始めています。民泊開業による起業は、この法律の下では難しいという声をよく聞くようになりました。届け出制とした政府の発表に、無条件で開業できるものと考えた人が多いためです。


 民泊新法施行から1カ月が過ぎて開業の環境を整理してみます。ホテルや旅館など宿泊施設として考えると民泊には、施設全体の約1割程度の需要は間違いなくあります。


 日本ではまだ根付いていませんが、先進国の市民を中心に民泊ファンはいます。また、諸外国でも同じことがいえますが、中堅・大手といった企業が民泊事業に参入することはありません。


 もし参入する場合でも、エアービーアンドピーのようにサポートビジネスでの参入であって、民泊施設を直接運営する例外的な企業です。顧客対応に手間がかかる上に、収益はそれほど期待できないからです。


 また民泊営業は、国内の一般的な旅館とは、一線を画した宿泊ビジネスと考えた方がよさそうです。お客さんが民泊に対する期待が、旅館に対するそれとはまったく違っているからです。


1.開業する民泊の場所の立地的な魅力があります。
2.開業している事業者の趣味、特技、人間性に興味のある人が泊まるケースもあります。
3.3.旅行者の考える交通の便のよさもあります。
4.当然、旅館では考えられない宿泊料の安さに魅力もあります。


 大事なことは、旅館営業とは違う発想で事業を考えることによって、固定のお客さんを増やすことが事業の安定と継続性につながります。多くの人が諦めるビジネスは、意外と面白いビジネスのような気がします。






起業相談はここから






                           

 <<起業情報インデックスに戻る


起業に最適な時期などありません
思いついたその時が、起業相談のタイミングです
起業相談はこちらをクリックしてください


    
    
▲このページのTOPへ

「転ばぬ先の起業講座」30歳を過ぎて真剣に人生と仕事を考える時の起業サイトです。

起業

新着書籍のご案内安全のための起業シミュレーション起業相談

起業