中山おさひろの開業情報
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『フランチャイズ、独立開業、それとも自力起業か』

 平成29年2月19日


 多額の負債に苦しんでいる東芝は、今後リストラによって数千人の社員が離職に迫られます。また三菱重工業でも、事業不振が続いていてリストラは避けられないようです。


 日本では企業倒産が過去にないほど減っていますが、それでも大手企業のリストラは続いています。大手企業が不振に陥りますと、その関連会社や取引会社にも影響は及び、仕事を失う人は膨張します。


 自分の勤めている会社の業績が芳しくなく、今後を考え起業すべきかどうか相談される40代、50代の方は多いです。まず最初に忠告したいのは、再就職先を探すか、起業するかこの線引きをはっきりさせることです。


 どうしても、就職先を第一に考え、そこだダメだったら起業と二方向で考えがちですが、それほど都合よくどちらかで上手くいくことはないです。再就職ならあくまでも就職先探しにこだわること。


 起業なら、起業に向けてレベルの高い準備を始めることです。二方向で考えますと、どうしても両方とも中途半端になって、最後は最悪な条件で就職するケースがほとんどです。


 いくら大手企業に勤めていたと言っても、その会社を辞めたならば会社名のブランド力はなくなり、残るのは本人の能力だけです。能力はまったく外から見ることができませんから、実際にビジネスを手掛けるしかありません。


 会社勤めで能力を発揮するか、起業して発揮するか。中高年なら新しい会社で発揮するするよりは、自分のために起業で発揮する方が利益にもなりますし、ご自身の生きがいにもなります。


 そこで多くの中高年が悩むのが、起業するにしても自力でゼロから起業するか、フランチャイズ加盟によって開業するか、どちらか選択することを迫られます。多くの離職者は、この選択で悩んでいます。


1 まだ情報を十分集める前に簡単に決める人が多いですが、手持ちの情報が本当に正しいか。古い情報ではないか慎重に考えるべきです

2 お金のことばかり考えがちですが、自分のこれからの人生で本当にやりたいビジネスか、人に役立ちことができるか。

3 自分自身の性格や強み弱みに関して、もっと客観的に知ることが必要になります。社員時代の発想そのままでは失敗します。

4 情報収集は、ネットや他人の話ばかりでなく、自分で直接現場を見て、話を聞いて判断するべきです。

 会社勤めをしている以上は、いつリストラの対象になったり、不本意な仕事を押し付けられたり、思いもしないことが起こることは避けられません。今後、日本人が働き続ける期間は高齢化によりますます長くなります。


 少しでも、自分らしく好きな仕事を気持ちのよい環境で行うことを、真剣に考える時期に中高年の人はきています。後々、歳をとってから後悔することのないよう、判断の間違いは許されません。


【ひと言】
 これまでにビジネス経験が豊富な中高年の人には、フランチャイズ加盟すべきか、独立開業の道を進むべきか、悩んでいる人が少なくありません。一人ひとりの方が、独自のビジネス人生を歩んできていますから、その個人能力と事業の将来性とを合わせて難しい判断が必要です。現在のフランチャイズは、決して安定したビジネスではありませんので、慎重に考える必要があります。





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