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                 『 古くて新しい農業起業 』


           食の安全に対する関心は高まる一方だが、食の作り手である農業に対する
          関心も次第に高まっている。
           北海道庁農政部の調べでは、1998年以降新規に就農した人の数が年間
          50人を超えて増え続け、03年には80人を記録した。この数字は、実家が農
          業を営む後継者を除き、さらに農政部の調査対象になってカウントされた数字
          だけなので、これを全国規模に拡大して考えると相当数に上ることが予測され
          る。
             
           今回の調べでは、40、50代に新規就農を希望する人の多いのが特色で、
          これまでの都市型生活一辺倒から田舎型のライフスタイルへの転換を考える
          人の多さを窺わせる。
           その動機も、「自分で創意工夫できる農業に魅力を感じる」や、「時間が自由
          に取れる」などが多く、自然を相手に管理されない自由な職業としての農業が
          見直されている。

             − 就農にあたっての公的支援も拡充 - 

           現在就業している人が新たに就農するにあたっては、現在の仕事に就いた
          まま農業の基礎研修が受けられる新規就農センターや就農準備校(アグリカ
          レッジ)、指導農業士が作業現場で研修をするOJT研修など、道府県と市町村
          の担当部署が親身になって相談にのってくれる。
           その際、農業技術の取得だけではなく、農業起業に際しての資金融資や農
          地取得に関する制度も完備している。    

           新規就農者の間では、初期投資が少なくてすむ果樹や花卉(かき)栽培に
          人気が集まっている。従来の農業と違って、アイデアと知恵にIT技術やマーケ
          ティングを駆使した新しい農業の可能性が生まれている。
           これまで、わが国産業の規制の象徴だったコメの生産、流通規制が今年4
          月から完全自由化になったのを受けて、農業は大きな変貌を遂げようとして
          いる。基を同じくして、農業起業のチャンスも大きく開かれきている。 
                                   
                                   
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