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               『 ブログは起業の心強いパートナー 』

           インターネット上に簡易にWebページを開くことができるブログが、この1年
          で急速な広がりを見せている。
           90年代後半に米国で登場したブログは、Web log のその名の通り、ネット
          上に記載する記録や日誌といった性格のWeb ページ。同時多発テロが発生
          した01年にウォーブログとして全米で広がり、今年の大統領選挙でも大きな
          役割を果たした。今年の検索数第一位が「BLOG」だったことは、象徴的であ
          る。
           わが国においては、ネットに載せる日記ページといった紹介のされ方をして、
          一部のマニアにしか普及しなかったが、昨年あたりから大手のブログホステ
          ィングサービス(ニフティーのココログNTTDetaのDoBloglivedoorBlog,、
          楽天広場JUGEMブログ人)の開始と同時に、広い活用法が知られるよ
          うになって普及に火が点いた。

           ブログは、運営するホスティングサービス会社がWeb サイト、一般に云う
          ホームページの全体の所有者で、ブログはその中の1ページだけをを借りて
          情報の掲載を行う。作成にあたってそれなりの制約はあるが、開設の準備
          設定を行うと、あとはタイトルと記事を書き込むだけでWeb ページの作成が
          できる。
           機能としては、読者が感想を書き込む双方向コミュニケーション機能を有し
          ているほか、他のページがリンクを貼ったことを知らせるトラックバックがある
          程度の至ってシンプルなシステムである。
           使用に際しては、Web サイトの開設同様に無料と有料のサービスがあり、
          活用法によって判断の分かれるところである。ただ、無料サービスの場合、
          ホスティングサービス会社の都合でサービスが中止になった時に、アフター
          フォローをほとんど期待できない点は覚悟しておかなくてはならない。

                  − 起業シュミレーションに最適な場 ー

           現代は、起業とWeb サイトの開設はどんなビジネスにおいても表裏の関係
          にあり、同時に進行するのが常である。しかし、Web サイトの開設にあたって
          は、HTMLやらファイル転送やら大変な知識とエネルギーと時間とお金を使う。
          アウトソーシングでWeb サイトの制作・運営会社に依頼すると、今は20万円
          前後の費用が掛かるため、断念する人も多いようである。
           ブログは、これから起業を行おうとする人が、自分の計画している起業のシ
          ュミレーションを行う場としては最適な場所といえる。顧客になってくれそうな
          人が見に来るし、同じ起業を行っている人も見に来て意見をしてくれる人もお
          り、ある種、試験紙の役割が期待できる。

           他方、既にWeb サイトを開設している人にとっては、新しくサブサイトを開設
          する意味合いが大きく、検索サーチエンジン対策用にシナジー効果が期待で
          きる。
           現在、稼動しているWeb サイトがビジネスの結果を表しているとするなら、
          ブログはそこまでの過程を書き込むことによって、目に見える形のフアン作り
          に役立つ。
           特に現在までのブログは、私的な日記としての活用が主流を占め、ビジネ
          スツールとしての活用はまだまだ少ない。Web サイトが広く知られて、高い
          人気を得るために必要なのは、口込みと検索サーチエンジンでの上位表示
          である。ブログは、この双方を援護する役割を果たすことができる。
           ただ、短い文章とはいえ、連日テーマを探して書き込むことは、それなりの
          エネルギーと知識を必要とすることは確かである。          

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