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『パン屋さんを夫婦で開業』

平成24年7月9日

 早期退職をして、ご夫婦でできる起業を考える人が、最近は増えています。東日本大震災の影響と思われますが、夫婦や家族が力を合わせ、安定した収入と一緒の時間を過ごすことを大事に考える人たちです。わたしの地元に近い街でパン屋さんを開業したMさんは、そんなご夫婦での起業を実現した一人です。


今日も読んで戴きましてありがとうございます。元気にお過ごしですか。
     起業アドバイザーの中山おさひろです。
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 Mさんは、わたしがコンサルタントをしている家電製品の部品メーカーに、20年以上勤めていました。奥さんも、地方公務員として働いていて、先に奥さんが辞めてパン屋さんでの修業を1年間しています。製造技術に関しては奥さんが担当で、人を介して紹介してもらったパン店で、集中的にパン作りを学びました。


 半年遅れで会社を辞めたMさんは、空き店舗探しと開業準備の担当です。以前は人気の商店街だった場所が、シャッター通りになっていることはよくあります。パン屋を開くとなると、まだ活気の残っている商店街の空き店舗を探すのですが、シャッター店舗の多くは2階に住人が生活していて、貸してもらえません。


 出店場所として候補にした10カ所近い商店街で、50店以上の空き店舗を検討材料に探し回りました。どんなビジネスでも、周辺で開業している商店とは相性があります。まず、近くにパン屋さんがあるとアウトですし、飲食店もあまりよくありません。また、匂いを嫌う洋品店も後々問題が発生する可能性があります。

 ご夫婦でそんな準備の苦労を重ねながら、今年3月開業に漕ぎつけました。今は、まだ試行錯誤の連続ですが、徐々に固定客を増やしています。また、ブログやツイッターを通じて、お客さんへの情報発信も始めました。最初は、IT技術の導入はしないと言っていましたが、開業当初のお客さんの少なさに、慌ててはじめました。


 一人で開業ですと、パン作りの技術取得から、店舗探し、開業準備と、目の回るような忙しさ中途半端になりがちです。ご夫婦で手分けすることによって、開業時には水準以上のレベルのパンを提供できます。また、店舗探しも、不動産屋と腰を据えて相談をしながら、とてもよい場所での開業が可能になりました。




               開業に向けての相談をお待ちしてます

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