| サイトの表紙 | トピックス | 起業の基 | 独立開業 |
| 起業相談 | 研究所理念 | 起業の目(ブログ) | お勧めの書籍 |
起業を目指す人のための「転ばぬ先の起業講座」
![]()
『 資金管理には細心の注意が必要 』![]()
小売業で日頃からお金を見慣れている起業家でも、月に何度か行う資金
の集計チェックで、ゼロの数がずらりと並んだ銀行通帳を見ると、このお金を
自分の思うままに使ってみたい誘惑に駆られる衝動は、誰もが何度か経験す
るようだ。
起業にとってのお金は、サラリーマンが会社から貰う給料とは違って、自分
が作り上げたお金の流れの仕組みに沿って、手元に渡ってきた大切な事業
資金である。当然、お金の流れを何処かで堰き止めてしまうと、事業がショート
して起業は立ち行かなくなってしまう。
自分のところに流れてきたお金は、一方は初期投資の際に借りた借金の返
済に充てられ、もう一方は従業員の給料や経費、商品の仕入れ、月々の管
理費、それに自分の給料などに支払われる。
そして、最後の一方が再投資の事業資金として割り振る。
マネジメントのテキストには、この再投資に関してまったく触れないことが多
いが、事業展開の基本は拡大であり、拡大の源は再投資にある。
起業によって利益がでるようになったら、僅かな金額でも再投資のための
資金として活用することが必要である。
再投資とは、小売店の新機軸商品に参入するための仕入資金となったり、
関連事業を新たに展開するための事業資金となったり、差当たっての投資先
が見つからない場合は、事業に関連する株式投資も一策である。
また、テキストではあまり触れられない問題に、資金管理の失敗から倒産に
いたるケースである。大企業においても、経理担当者が会社の金の使い込み
をした事件がニュースになることがあるが、小規模企業においては日常的に
使い込みによる企業倒産が発生している。資金管理は絶対に人任せにしない
で、社長自身が常に管理することである。
何れにしろ、起業では資金が重要な役割を果たし、資金が続かなくなると、
起業の存続も難しい。お金は1円でも大切にして、ギャンブルや遊興は絶対
に慎まなければならない。
「お金は火に似ていて、上手に使えば暖まるが、遊ぶとヤケドをする」
は、肝に銘じておく格言だ。