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起業を目指す人のための「転ばぬ先の起業講座」
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『 あらかじめ決めとく撤退の時期 』![]()
起業にあたっては誰もが、自分の起業に絶対の自信をもって、他の同業が
コケても自分の起業だけは上手くいくと信じ込んでいる。
自信をもつことは大切だが、同時に運悪く失敗するケースもあることを充分
認識しておくべきだ。
そこで、起業にあたっては、スタート前に撤退の時期をあらかじめ決めて
おくことが肝要になってくる。
軌道に乗りかけていた事業を撤退するケースは、すでに固定した信用やお
客さんが出来ているので、判断が非常に難しいところだが、起業の場合は無
理に引っ張って痛手を深くするよりも、一度潔く撤退して次の起業チャンスを
探ることで成功した起業家は一杯いる。
一般的には、起業の撤退時期として、事前に準備した運転資金が一定
割合を割り込んだ時を撤退と決めるケースが多い。
よくビジネステキストには、有名実業家のスタート時に撤退か継続かで悩ん
でいる時、資金援助をしてくれる救いの手があったとか、売れなかった商品が
急に売れ出したとか、無理な継続を賛美する記事がよく出ているが、これらは
例外中の例外と思った方がよい。
このようなケースの場合、その事業内容が他の同業者も腰を抜かすような
画期的なモノであったり、新規性では他の追随を許さないような内容の起業
であるケースが多い。
普通、起業は勝ちか負けかの一発勝負ではなく、起業家の起業的な生き
方なので、何度でも挑戦することが可能である。
また、起業の失敗は、本人にとっての大切な資産になるので、新しく起業を
し直すことで二度目の挑戦で成功することはよくある。
それより、起業の際の無理がたたって、病気に罹ることで不本意な撤退もあ
るので、健康には十二分な注意が必要である。