転ばぬ先の起業講座
年齢を重ねて、真剣に人生と仕事を考えるための起業サイト
携帯からご覧の方は起業相談携帯用サイト

『今、移動販売が注目されるわけ』

 平成23年8月30日

大震災の被災地で、いち早くコンビニが移動販売車による営業を再開しました。また、買い物難民と言われる過疎地の高齢者向けに、移動販売を利用した食品販売も各地で増えています。今、移動販売は機動力のある開業として注目されています。


首都圏では、有機農法野菜の会員制宅配を行っている「らでぃっしゅぼーや」が、昨年暮れから移動販売による野菜・果物の販売を開始しています。らでぃっしゅの場合は、スーパーなど小売店が郊外に移っているため、都市部に住む高齢者が対象です。


本来は、会員制宅配制度に入会してもらうと簡単なのです。ただ、高齢者には会員制に対する抵抗感があるため、直接移動販売で近くに伺って営業を考えました。ただ、販売する場所探しが難しく、東京の山手線の内側での営業は断念しました。


現在は、都心部から離れた横浜など3カ所で営業を始めました。今後、約50台の移動販売車でビジネス展開を計画するほど力を入れています。らでぃっしゅの場合、会員を増やすためのPR車として、移動販売車を利用することを考えていると思われます。


移動販売を野菜や食品の販売ではなく、カレーや弁当など食べもの販売目的で開業する人も少なくありません。特に、オフィス街での昼食用、駅周辺でのおやつや惣菜などは、ビジネスとしては安定性もあり、有利な販売場所を確保できるならビジネスとしては有望です。


以前は移動販売と言いますと、実店舗での営業に対して一段低いビジネスと見られてきました。世の中が、不動産資産を第一に考えてきたからです。現在、デフレが続いて必ずしも実店舗での営業がブランドとは考えられません。それより、お客さんのいる場所に行っての販売の方が効率がよいです。


移動販売には、実店舗にはない可能性があります。人が集まるイベント会場ばかりを対象にした販売、四季の変化に合わせて販売メニューを変更した営業、コンビニやスーパーとは違った専門店の味を売りモノにもできます。開業を目指す人には、もう一つの営業方法として検討する価値はありそうです。


移動販売開業に向けてのマニュアルはこちらです


 <<トピックスインデックスに戻る

起業に最適な時期などありません
思いついたその時が、起業相談のタイミングです
起業相談はこちらをクリックしてください


起業のための
こんな話、あんな話が
掲載されているメルマガです
    ↓ 
  
メルマガ購読・解除
起業を目指す人へ 「転ばぬ先の起業講座」   毎日発行
   
バックナンバー
powered by まぐまぐトップページへ
    
    


「転ばぬ先の起業講座」30歳を過ぎて真剣に人生と仕事を考える時の起業サイトです。