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顧客第一主義にも落とし穴が

 平成23年12月26日

起業する人の多くは、理想とするビジネススタイルの実現に張り切っています。その理想を実現したいがために、起業を考えています。一方、最近のビジネスの潮流として、顧客第一主義が言われます。お客さんの望むものを提供することが、現在のビジネスでは原点ということです。


考えてみますと、起業家が考えるビジネススタイルと、お客さんの希望との間には溝があります。この2つのスタイルをどう折り合いをつけるか、開業して直ぐに悩む問題です。大半の起業家は、このような問題が発生することを想定しないで開業します。


  自分のビジネススタイルは、お客さんに受け入れられるものと決め込んで起業します。ところが、開業する直ぐに売れるほど甘くはありませんから、そこで悩んでしまいます。方向転換して、お客さんの希望に耳を傾けるべきか、自分のビジネススタイルを貫くべきか。


  他にも、もう一つ問題で悩むことがあります。顧客第一主義で、お客さんの希望通りに商品やサービスを修整してみても、意外とその後も売れない事態が起こることです。お客さんの心は移ろいやすいと言いますが、消費者意識と行動との間にギャップがあるからです。


  そこには、価格が変化するとか、大きさが変わるとか、修整に伴う変化も色々ありますが、希望されたはずの商品が思い通り売れないのです。お客さん評価は、売り手にとってとて扱いが難しいものです。この辺の処理には、ビジネス経験が必要になります。


  売れ行き不振になりますと、直ぐに出てくる顧客第一主義です。実際に販売の現場に立ってみないと、理解しづらい問題です。ただ、起業すると直ぐに直面する問題でもあります。このような問題に、賢くきめ細かい取り組みが、起業で成功するための秘訣です。


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