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『起業で資金繰りに困ったときのために』

平成24年4月6日

 コンサルタントをしていますと、寄せられる相談の多くは時間が迫っている、難題がほとんどです。自分の側からしますと、できるだけ切羽詰っていない段階で相談して欲しいと思いますが、相談者の方の声は、「困っているので、急いで何とかして欲しい」といった内容ばかりです。

 特にお金に絡む問題は、相当急ぐ話しばかりが寄せられます。Nさんは北海道で配送ビジネスを起業して5年、既に軌道に乗っていましたが、最近のガソリン高騰や、大震災で東北からの配送依頼の減少などで厳しさが増していました。そんな状況で、つなぎの営業資金を借りるにはどうしたらよいかの相談です。

 わたしはこのようなとき、Nさんの事情をよく理解して、その上でNさんの立場に立って問題解決を考えます。事業資金で考えるとき、注意しないといけないのは、多分これまでの赤字分もある程度あって、その上での資金の借り入れです。また新たに赤字が、積み上がることになります。

 この借金を返すとなると、たいへんな仕事量が必要ですが、実際は仕事が減っているのです。わたしとしては、お金の手当てと同時に、新たな収入源を探すことを考えないと、泥沼に足を踏み入れる手伝いをするようなことになります。よくピンチはチャンスと言いますが、このような時の収入源探しがチャンスにつながります。

 仕事が順調なとき、日ごろの倍の仕事をするのはほぼ無理です。経営が厳しくなりますと、1日12時間でも、15時間の仕事でも可能です。火事場の馬鹿力が、こんなときには発揮できます。また、会社勤めしている人には、お金が厳しくなったら借りるしか対応策は考えられません。

 自分でビジネスをしていますと、何かしら新たな対応策を考えることができます。そのためには、協力してもらうコンサルタントと言う職業もあります。今は大きくなった企業の中には、このような危機のときに生まれた新たな収入源が、その後会社の大きな柱となったケースも少なくありません。

 起業家は、お金に困った時お金で解決しようとする、単純な発想は止めることです。起業家らしく、新たなビジネスによって解決することを考えましょう。そのためには、日ごろから今のビジネスから派生する新規事業を考え続け、困ったときは相談できるコンサルタントを見つけておくことです。

                        もし、起業で悩んでいましたらご利用ください



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