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『起業アドバイスの聞ける人、聞けない人』

平成24年6月13日

 わたしが通っているフィットネスに、頚椎のすべり症で手術を受けた40代男性が来ていました。首の骨に痛みを感じ、遂には首が動かなくなる病気です。神経を通じ、足や手に痺れが起こることもあります。彼は、首の前面を15センチほど切って、そこの軟骨を削って首に移植して固定化したと言ってました。


 手術としては相当危険な手術で、術後2カ月でフィットネスにリハビリできていました。わたしも腰椎椎間板ヘルニアの手術をして、術後の不安な心理はよく判りますので、ストレッチなどをしながら話しを聞きます。そして、あまり激しいストレッチより、軽くウォーキングを勧めていました。


 彼は、年齢的な焦りもあって、どうしても衰えている筋肉を鍛えようと無理をします。そして、先週後半からフィットネスに来なくなりました。あまり激しい運動をして、頚椎が再びずれないことを願っています。弱っているときの人間の身体はあっけないほど弱く、しっかり肉が癒着していないと直ぐにずれます。


 同じような思いを、起業相談においても感じることがあります。一番多いのは、生活資金を準備しないで起業するケースです。初めて起業アドバイスを聞く人の中には、開業すると短期間で収益があると思い込んでいる人がいます。そのような、心細いお金を当てにして起業するようでは、100%失敗します。


 起業においては、最低6カ月間は収入がゼロでも、生活していける資金が必要です。例え現金収入が見込める日銭商売でも、運転資金も必要ですし、どこで資金がショートするか判りませんから、事前に用意しておくことです。このような話を事前にしても、飛び込み自殺のように実視して突っ走る人はいます。


 事前マーケティングの実施を、何度言っても無視していきなり起業する人はいます。扱う商品やサービスを、事前に多くの人に試してもらい、反響を確かめた上で起業するのは、現代においては常識です。気持ちが焦っているのは、起業アドバイスの基本を抜きにして自分流で開業する人です。


 起業では、人の話を聞ける素直な人が成功すると言われます。やはり、自分が思い込んだことだけに拘っていては、起業には落とし穴ばかりです。ただ、誰の話でも聞けばよいわけでもなく、しっかり人を見る目のある人でないといけません。経営コンサルタントや起業アドバイザーと言えども、信頼できる人とできない人はいます。


                          起業アドバイスを参考にしては?

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