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『起業の失敗経験は宝物の価値』

平成25年1月31日

 安倍首相が所信表明演説を行いました。冒頭自分が、「かつて病のために職を辞し、大きな政治的挫折を経験した人間です。過去の反省を教訓として心に刻み・・」と発言しています。07年の所信表明では、「美しい国」をテーマにした演説が、デフレと不況に悩むわが国との間に違和感を感じたものでした。


 さすがに2度目の所信表明になりますと、浮ついた雰囲気は、内閣にも、演説内容にもなくなっています。世論調査でも、安倍内閣の人気はこれまでの年度替りだった内閣とは、違った動きを示しています。ボンボンも二度目になりますと、「美しい国」とか、「戦後レジーム」と言った空気の読めない言葉は使わなくなります。


 起業においても、最初の起業で挫折を経験した人は、他の起業家にはない貴重な経験があります。有名な創業者の中にも、1度や2度起業で失敗した人は少なくありません。ただ日本においては、一度起業に失敗した人は一段低く見る風潮があります。銀行なども、失敗している人の審査は厳しくなると言われます。


 銀行は、自行の経営が厳しくなると、国から公的資金を注入してもらえます。自身は保護される身でありながら、リスクを取って経営する人間には厳しくする精神構造が判りません。日本の銀行は、世界レベルから言いますと、過度に法的保護を受けています。日銀、財務省の官僚主義と、密接に関連している気がします。


 起業家自身にも問題があって、企業経営を一か八かの特攻精神で貫こうとする人が少なくありません。経営にあたっては、精神的にも物質的にも余裕をもち、最悪の場合は一度廃業して立て直す気持ちが必要です。世の中、絶対に成功する起業などありません。起業家にとって向かい風のときもありますから、そのときは風が過ぎるのを待つ時もあります。


 一般的に、起業における2度目の挑戦には厳しいと言われますが、最初の借金を返済していると、あまり表立っての問題はありません。金融機関の審査が厳しい程度です。夢は簡単に諦めないで、追い続けることです。頑張っていると、安倍首相のように2度目の機会が訪れる時もあります。夢は、いつか実現します。





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