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『起業ストーリーがお客さんの心を掴む』

平成24年7月11日

 起業の業種や業態探しには、誰もが苦労します。起業実現のためには、最初の大きな壁です。結局、ここで苦労するのは、起業で成功するための業種探しだからです。このような場合、現代のビジネス解決法では、起業に成功している人の話を集め、その中から共通項を探します。結論から出発して、最初の問題に近づける方法です。


 成功した要因は、業種なのか、業態なのか、営業方法なのか、管理方法なのか。わたしは起業面談などを通して、成功している人を対象にあれこれ調べてみました。業種、業態は当然バラバラです。まったくつながりはありません。営業や管理方法にしても、特段他にない方法を採用しているようなことはありません。


 唯一共通しているのは、みなさん起業にあたって、その人特有のプロセスをもっていますことです。建設会社の社員だった男性は、お嬢さんがアトピー性皮膚炎だったため、赤ん坊のころからアレルギー性物質を除いたおやつ作りをしていました。アレルギーに対する知識が豊富になり、非アレルギーの手作りアイスクリームを作って、建設会社が倒産したのを機にアイスクリーム店で起業しました。


 家電メーカーに勤めていた男性は、自分が長年考えていた企画がボツになり、会社を見返すつもりで製造メーカーを起業です。青果店に勤めていた男性は、職場で毎日出る野菜ゴミをどうにかできないか考えた末、廃棄物ゼロの仕組みを考えて起業しました。起業を軌道に乗せている人たちは、全員が起業ストーリーを持っています。


 どのようなビジネスで起業しようと思ったのか、そこのところが大切です。単に、人の噂で儲かると聞いたとか、今後老人が増えると介護ビジネスが流行ると思ったからなど、安直な起業探しは最も失敗しやすい起業探しです。業種探しには、慎重に時間をかけて、自分とのつながりで納得のいく業種、業態を探してください。


 商品やサービスを売る場合、ストーリーがあるとお客さんに興味を持ってもらえます。同じように、起業もストーリーがありますと、お客さんに共感してもらえます。例え大きな話しでなくても、小さな面白いストーリーでも違います。深く考えずに会社を辞め、人と同じように失敗するよりは、自分だけの成功への起業ストーリーを完成させてください。




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