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『起業の成否を決める目標設定』

平成25年1月4日

 経営や起業に関するテキストでは、目標設定することの重要性をくどいほど記述しています。これから実行する全てに、目標設定を行い、きめ細かく成果のチェックをするとあります。目標と、期限と、方法と、成果とをセットにして考える習慣を求められます。


 恥ずかしい話ですが、わたしは長いこと、目標設定に関して、大きな枠でしか考えていませんでした。起業ですと、売上げ目標とか、集客目標といった具合に、最初から結論に関わるような目標です。そのため、日常の仕事の中で、目標を考える余地はほとんどありませんでした。

 5年前、たまたま所属する協会のセミナーで、ビジネスにおける目標設定の話を聞かせてもらったときです。常に仕事に取り掛かるときは、目標をもつ重要性を知りました。単調な仕事のときは、時間を短縮するための目標。難しい課題に取り掛かるときは、分解して個々の目標に切り替えます。

 このようにしますと、仕事と目標は常にペアになります。山登りに例えますと、常に何合目を登っているか自分で判ります。決して、大きな課題の目標ばかりでなくても、常に手ごろな目標と睨めっこをしながら、仕事をすることができます。この方法を知ったことで、楽しく仕事をすることを憶えました。

 小さな目標に対して、大きな目標があります。これも地元の経営者の集まりのとき、有名な経営者が質疑において、「あなたの会社は、何を目指しているのですか?」と質問者に聞き返しました。会社の目標は理念です。ただ、これは表の大きな看板ですが、社内での具体的な目標は忘れがちです。

 17人の経営者誰もが、この質問の答えに詰まりました。今は中小企業ですが、大企業を目指しているわけではありません。社員全員が食べていければでは悲しすぎます。何を目指すのか、この目標をはっきりさせることも大事です。小さな目標と大きな目標は、車の両輪で常に考えなければいけません。


 わが国の経営において、昔から目標をもって経営にあたることは言われていました。ただ、あらゆることに対する目標や、成果をチェックする仕組みを公にしたのは、日産自動車にカルロス・ゴーンさんが来てからのことです。特に、目標を実現する期限を区切ったことは画期的でした。しっかりした目標設定をすることで、仕事がとても楽しくなりました。




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