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『起業成功には集客が見込めてからで遅くない』

平成25年6月6日

 最近は起業成功のため、事前にある程度集客が見込める仕組みを考えてから開業する傾向があります。以前は業種や業態によって、集客できるかどうかを、起業家やコンサルタントの勘で見極めてきました。今は、勘による経営が難しくなって、具体的な集客方法を自分で見出すしかありません。


 闇雲に開業を先行させ、それから集客を考える方法はすっかり廃れています。ただ、初めて起業する人の中には、今でもこの「闇雲開業派」が少なくないことも確かです。無駄な投資は止めた方がよいのですが、こればっかりは思い込みでギャンブルに手を出す人と同じで、人の話しを聞く耳をもちません。


 若者のアルコール離れで、全体的には市場の縮小が続く居酒屋業界。大手のワタミや庄やなどは宅配サービスに力を入れ、居酒屋経営からは徐々に手を引く感じがしています。そんな居酒屋業界でも、新たな集客法をいち早く考え付いた経営者は元気です。


 あまり詳しいことは書けませんが、従来からの価格引下げやメニューの一点豪華主義とは違って、店員を前面に出した集客方法です。ここにきて集客力のある店舗は、店員を使い捨てる経営方針を改め、店員の能力を最大限生かす経営変わっています。


 この方法は、一昔前にアパレル業界で広がり、今はすっかり定着した方法です。集客の見込める仕組みを考えるためには、従来からの業界常識では難しくなっています。まったく無関係の業界で成功した仕組みを、装いを変えて取り込むことで、軌道修正して成功するお店が増えています。


 事前に集客の見込める方法を考えることは、けっこう骨の折れる作業や考え抜く力も必要です。時間もかかりますし、資金もそれなりにかかります。それでも、無闇に開業して立ち直れない大火傷をするより、ずっと安全な開業が可能です。それに、事前準備を通じて起業家のビジネス能力を高めることができます。


 飲食店がよい例ですが、昔ながらのビジネススタイルはすっかりお客さんに支持されなくなりました。さりとて新しい飲食業といっても、今度はお客さんが付いてきてくれません。立ち食いや立ち飲みは、目先は変わっていますが、基本的に昔ながらのスタイルです。結局、立ち食いとレストランを組み合わせるような、新たな組み合わせがお客さんに新鮮に映るようです。




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