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『起業で悩む、リストラの大波が起こる予感』

平成28年5月5日


 現在、世界で最も景気がよいとされる米国経済は、16年1−3月期が年率換算の速報値で0.5%プラスでした。今月公表されるわが国も0%前後とされ、中国も不振ですから、世界的に景気は下降線を描いています。


 わが国では、名目GDP600兆円とか、希望出生率1.8、介護離職ゼロなど、ニッポン一億総活躍プランのもと威勢のよい言葉が飛び交い、冷静に景気の流れを判断することが難しくなっています。


 企業現実は、東芝で1万9千人のリストラ計画が実行されていて、3449人が早期退職優遇制度で退職が決まりました。シャープは延々とリストラが続いていて、15年は3234人が退職しています。


 今年に入って鴻海精密工業の支援を受けることが決まりましたが、それでも現在は2000人規模の人員削減が検討されているようです。今後は、三菱自動車も経営不振から大幅なリストラは避けられない情勢です。


 昨年から今年にかけ、サニックスは500人、岩崎通信機が200人、日立建機も500人とリストラは続いています。これら大手企業の元には、多くの協力企業がありますから、実際に仕事を失う人はたいへんな人数です。


 起業を目指す人にとって、勤めている会社のリストラはある程度予測の範囲内のことです。不振企業の経営者が、「この際わが社は、膿を出し切って再生する」と発言するのを聞いて、「誰が膿なんだ?」と怒った人がいました。


 経営者の失敗でできた膿を、社員や下請けのせいにするなどとんでもない話です。そんな経営者の下で働くよりは、自分の経営で会社を立ち上げる方が早いことは確かです。


 ただ、起業準備をしっかり進めていないうちに、不本意なカタチで退職に追い込まれるのは避けるべき。事前準備を早く進めて、損をすることはありませんから、不安定な会社の人は早く着手するに越した事はありません。






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