転ばぬ先の起業講座
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『起業するときにはプロとアマでは大きな差が』

平成26年10月16日


 今年夏以降、起業や新規事業で失敗したり、行き詰っている経営者はとても増えています。アベノミクスの行き詰まり感が、ビジネスにも伝播している感じがします。


 目立って多いのが、経営に関して未熟な経営者が多いこと。いつの時代もそうですが、売上げを増やすことで、経営は上手くいくと思い込んでいるタイプの人です。


 企業経営は、そんなに単純なものではありません。しかも最近は、経営者が売上げを上げようと必死になればなるほど、お客さんの腰が引けて顧客数は減っていく傾向があります。


 「開業当初は、市場のことがよく判らないけど、そこそこ売れていました。今は、市場もお客さんニーズも判ってきたけど、売れなくなって困っています」と言った声をよく聞きます。


 最初は、アマチュアの作り出した商品や販売方法が面白く、お客さんの関心を集めたのでしょうが、時間が経つにしたがって売れなくなることは、ネット時代になってますます増えています。


 アマの悲しさで、売れ行きが落ちても修正したり、新たな方法を生み出せない人がほとんど。現在は、お客さんの移り変わりが激しいですから、簡単に売れ行き不振で廃業になってしまいます。


 これからの起業や新規事業では、プロのレベルまで目を養ってから開業をするべきです。ビジネスで成功するためには、準備期間をしっかり確保して、準備の時に資金を投入する方法もありそうです。


 よく、扱い商品の市場を知るため全国を回った人や、タダ働きで修業をして技術を身につけた人の話を聞きます。このような人は、業界をよく知っていますから、開業資金を驚くほど低く抑えてオープンにこぎ着けています。


 またこのような人は、起業に対する本気度がアマの人とは違います。開業して1年目で3割が潰れるといったアマの起業とは、別世界でビジネスを行っています。


 わが国では、これまでとはまったく違った起業や新規事業がはじまっています。昔ながらの起業を目指すのか、新しい方法による起業を目指すのか、判断するのはあなたです。


 よく、「起業はやってみないと判んない」と言う人がいます。そのような、賭けごとのような起業はするべきではないです。ある程度、お客さんのニーズが読めるようになってから開業するべき。その時に、撤退時期もしっかり考えた上でスタートをするべきです。昔のような、一か八かの起業は通用しません。




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