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『起業に成功したはずなのに思わぬ落とし穴』

平成27年2月12日


 ビジネスにおいて、過去の経験則には大きな価値があります。起業に関しては、どうしても立ち上げたビジネスの成功、失敗に関心は向きます。


 失敗して店を閉じるより、成功して多くのお客さんを集め、多額の収益を上げるほうがよいに決まっています。ただ、成功して全てよしと言うわけでもありません。


 起業で成功した人の中には、その次の展開で失敗するケースが意外と多いです。新たに開業を目指して2店目で失敗するケース。最初の成功でビジネスに慢心してしまい、気の緩みで他のビジネスや遊びに手を出して失敗するケース。


 従業員との異性間トラブルを起こして、廃業する経営者さえいるのがビジネスの世界です。


 もう一つの大きな落とし穴は、大きな収益が出したことで税務署とトラブルになるケースです。毎年、税務署職員や税理士による節税本が出ていることからも察しがつくと思います。


 多分、多くの経営者が驚くのは、税務署には告発がとても多いことです。大きな利益を上げている経営者の場合、従業員への給与をあまりにケチったことで内部告発されることが多いです。


 また、売れ行きのよさを人に自慢していますと、ライバル店が告発するようなことも日常茶飯事です。起業ではお客さんに販売することばかりでなく、ビジネスの管理に関しても関心を寄せる必要があります。


 起業は、失敗したらたいへんなダメージですが、成功しても勘違いしていると、失敗の種となることが多数待ち受けています。営業部門を攻めとしますと、守りの管理部門では経験則が役立ちます。


 あまり短期間にモノゴトが上手く行き過ぎますと落とし穴もありますから、常に緊張感をもって、浮かれることなくビジネスを展開することが大事です。





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